正月寄席で笑える幸せ
連日コロナの感染者は増えていて、蔓延防止だか緊急事態がまた宣言されるかも知れない中、正月興行楽日の寄席に足を運んだ。
演芸場の前は、晴れ着姿の成人たちがあちこちに見られる。成人式の会場が近いのだろうか。
場内はと言うと、やはりコロナの影響なのか、入りは良くない。それでも漫才やらマジックはとにかく陽気で、楽しい。
落語家はと言えば、正月興行ならではの持ち時間五分の少なさで、ほとんど似たようなな小話ばかりなのだけど、ひとりひとり個性がある。
面白いのは面白いものだ。
4時間半と長丁場なのだが、客を飽きさせない構成に番組が作られているのはさすが。
いつまた寄席に制限がかかるかは分からないが、こんな時だからこそ笑っておきたいのだ。